★ABOUT JESUS Vol.2

●Vol.2:Christmas Light --クリスマスの「光」--



Vol.1を書いてから随分経ってしまいました。が、めげずにVol.2!しかもChristmas Dayに間に合ったぞ!だって世間がクリスマスで盛り上がってるのにHushHarborのAbout Jesusコーナーが文字通りサ〜イレントナイトなんて、本末転倒じゃ!

ということで皆さんご存じの通り「クリスマス」の語源は「Christ(キリスト) + mass(ミサ)」、キリストを礼拝する、っていう意味ですね。Jesus Christの誕生を感謝する楽しい季節、それがクリスマスです。本当に12月25日に生まれたかは、諸説あるようですし、そこがぴったり西暦0(ゼロ)年に当たるかというのもあやしい、というか誤差があるようなのですが、まあとにかく。キリストの誕生を記念するのがクリスマスで、その2000回目が今年。これが趣意です。(従って意味不明な焦燥感を煽る「2000年に一度のクリスマス!」とか「今世紀最後のイヴ!」とかいうキャッチがどんなに可笑しいか、よくお分かりになると思います。)さて、でっかい疑問にはそう簡単に答えずに、?マークは残したまま、ちょっとずついろんな角度から「Jesusとはいったい何者か」という問いに迫っていこうと考えているこのコラムですが、今回はせっかくですからクリスマスにちなんで連想してみたいと思います。

前回も書きましたがクリスチャンにとってJesusっていうのはとても意味深いというか、なかなか一言でずばっと言い表せない存在でして、聖書もいろいろな言葉でもって表現しています。そうしたことばの一つが、"light"「光」です。この前、池袋コミュニティ・カレッジのクワイアのコンサートで演奏した曲に『This Little Light Of Mine』っていう曲があったけれど、すごく単純かつ元気のいい歌。気に入りました。

   This little light of mine,
   I'm gonna let it shine.

       ってくり返してるだけなんだけどね。それに、塩谷の書いたオリジナルのゴスペルにも『(Step) Into The Light』っていうのがあったっけ。ゴスペルの歌詞にはこのlightっていう言葉、けっこう多いんです。さあ果たしてこのlightとは一体なにか。

   新約聖書の福音書の冒頭でヨハネ(John)は、イエスの登場を、まるで目に浮かぶようなドラマチックな仕方で表現しています。

   初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。(...)
 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。
 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。(...)
 すべての人を照らすそのまことの光が世に来ようとしていた。
 (ヨハネ1:1-9)

   イエスの誕生、つまりクリスマスは、暗闇の中にひとつの輝く光がやってくる、そのイベントそのものだと言うんだね。実はクリスマスに教会でキャンドルをつけるのは、ずばりこのことを身をもって感じるためなんです。キャンドル・サービス。ただロマンチックな気分に浸るためではなかったんですね! (ちなみに、上のヨハネの冒頭は、旧約聖書の創世記のイントロとそっくり、というこれまたほんとに興味深いのです)

またイエス自身、「わたしは光として世に来た」(ヨハネ12:36)と言っています。つまり、lightとは、Jesusのメタファーなんです。試しに、皆さんの知っているゴスペルの歌詞をひっぱりだしてみて、"light"を"Jesus"に置き換えて歌ってみてください。だいたいどの曲でもうまくいくはず。 ...ん?先の『This Little Light Of Mine』だと、「This little Jesus of mine / I'm gonna let him shine」になっちゃうぞ?なんか変じゃない?と思うかも知れませんが...おかしくないです。ここが大事なんですが、キリストを信じるっていうことは、イメージ的には自分のなかにキリストが入っちゃう感じ。そうすると今度は、光であるキリストが、彼を信じる「私」の内側から光を発してくる。ほら、だから、本場のゴスペル・クワイアの人たちが歌うときに僕たちが感じる、あのまぶしいようなエネルギー。なるほど、と思うでしょう。あそこで輝いてるのは、歌ってるあの人たちというよりも、彼らの中にあるJesusその人なんじゃないかな、と僕は思うのです。

もういっぱいになっちゃったのでここまで。でもこの光の話はまだ続きあり。Jesusが光なら、それが照らす「やみ」とは何だ? Vol.3へ続きます。とりあえず皆さん、Merry Christmas!


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