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Cover Illustrationは細谷由依子氏。ファッション誌「zyappu/ジャップ」、「Haper's Bazaar」などで活躍。bounceのウェブサイトに彼女のインタビューがあります。

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1. Amazing Gracegoodnews
2. Nobody Knows the Trouble I've Seengoodnews
3. Sometimes I Feel Like a Motherless Childgoodnews
4. Plenty Good Roomgoodnews
5. Down by the Riversidegoodnews
6. When I Lay My Burden Down (Glory, Glory Hallelujah!)goodnews
7. Deep Rivergoodnews
8. Were You There?goodnews
9. Oh! What a Beautiful Citygoodnews
10. Ev'ry Time I Feel the Spiritgoodnews
11. This Little Light of Minegoodnews
12. Steal Awaygoodnews

唄を聴く為にはReal Playerが必要であります。←無い方ClickでDownload可。

Copyright 2001 RENTRAK JAPAN CO., LTD. All rights reserved.

INFORMATION→RENTRAK ENTERTAINMENT 03-5448-0949

CDのお求めは、お近くのTSUTAYA、Tower Records、HMV、WAVE、山野楽器などなどで。
「Gospel, The Good News!」入荷店リストはこちら→リスト

★Spirituals, The Roots Gospel!
「スピリチャルズ…ルーツゴスペル!」
RECS-00002・¥2,880 (tax in)・¥2,667 (tax out)


●今年の7月にリリースしたゴスペル・スタンダードアルバム、"GOSPEL, THE GOOD NEWS!"に続き、早くもGOOD NEWSレーベル第二弾!今回は、一歩も二歩も踏み込んで、ゴスペルのルーツとなったSPIRITUALS(黒人霊歌)満載のDEEPなアルバムです。ゴスペルのルーツということでわかりやすく "The Roots Gospel"と呼んでみました。2001.9.21 Release!

●参加artists:


・Sound Producer: Bobby Wooten

'80〜'90年代のR&Bを代表するプロデューサー/キーボーディスト。
Arista時代のAretha Franklin、Teddy Pendergrass、Keith Sweat、James "J.T." Taylor、Surfaceなどをプロデュースし、Jamaica Boys, Marcus Miller等のサポート・キーボーディストとしても活躍。
現在はNYからChicagoへ拠点を移しプロデュース活動と並行して、彼の父の主宰 するBeth Eden Baptist ChurchでMusical Directorを務める。
本作のCo-Producerとしても名を連ねている彼の父、Dr. Robert E. Wooten, Sr. 氏は1949年にThe Wooten Choral Ensembleを創設し、その後のChicagoゴスペル界に多大な影響を与えた人物で ある。
小さい頃から教会でオルガンを弾き、父のクワイアに参加しながら育ったBobbyにとってゴスペルはまさにバックボーン。
本作ではトラディショナルでシンプルなアレンジと彼オリジナルの洗練されたアレンジが混ざり合い、Bobbyのルーツとこれまでのキャリアがはっきりと表れた作品となった。


●Song Line-ups:

1. Amazing Grace
この曲は、おそらく日本人のココロに最もアピールする賛美歌。厳密に言えば、Spiritualではないがあえて選曲。先にリリースされた"Gospel, The Good News!"ではメドレーにし、フリーなアレンジを試したのでこちらはシンプルなトラッド・バージョン。

2. Nobody Knows the Trouble I've Seen
「これは非常に思い入れの深い曲。初めて歌ったSpiritualでもあるし、この曲を通してゴスペルのメッセージに触れてきたと思う。<どんなときでも神さまだけは自分のことをわかっていてくれる>という歌詞。Spiritualの神髄。」by 塩谷。どこまでJazzyなアレンジに持っていくか試行錯誤したというが、結果的に塩谷の声の持つやさしさと力強さが生きるアレンジになった。

3. Sometimes I Feel Like a Motherless Child
ヴォーカルのAngela Waltonの圧倒的な歌心とそれを表現するテクニックによって、この歌の持つ悲しみの深さがいっそう伝わってくる。飾りけの全くない名演。AngelaはBobbyがプロデュースしたマスクワイアTrinity United Church of Christ Sanctuary Choirのアルバムで数曲リードをとっている。Ramsey Lewisバンドのベーシストとして有名なBill DickensとY. L. Douglasのリズム・セクションも確かなビートでAngelaのDeepな歌を支えている。

4. Plenty Good Room
シカゴならではアレンジ。ギターのFelton OffardのアーシーなBluesが炸裂。重いビート感がこの曲をさらにファンキーなものにしている。彼らのとるアレンジの方向性をみていると、ブルースやゴスペル、スピリチャルの間には音楽上の壁など存在しないことを実感させられる。

5. Down by the Riverside
黒人教会のクワイアがこのタイプのSpiritualを歌うときの最も典型的なアレンジ。後半のVampの繰り返しによる盛り上がりは、まるで礼拝に参加しているような臨場感と迫力を感じさせる。南北戦争の頃に歌われたSpiritual(黒人霊歌)だといわれている。Gospelだけでなく、JazzやBluesのミュージシャン達にも広く愛されている曲でもある。

6. Since I Lay My Burden Down (Glory, Glory Hallelujah!)
ボーカルの3人組The Barrett Sistersはシカゴの伝説的女性ゴスペルグループ。10代の頃にThe Roberta Martin Singersでリードをとり、その後もシカゴを拠点に教会でのコンサート活動を続けてきた。ゴスペルの巨匠達、Thomas A. DorseyやMahalia、Sally Martinなどからも「最高の女性ゴスペルグループ」と賛辞を送られてきた。(「ゴスペルサウンド」/アンソニー・ヘイルバット著より)彼らのは50年以上にも渡るキャリアの中で商業ベースにのることはほとんどなく、今回は大変貴重なレコーディングになった。

7. Deep River
多くのSpiritualsがそうであるように、Deep Riverの歌詞にも二重三重の意味を持つと言われる。"Deep River"は、アメリカに奴隷として連れてこられた黒人達の故郷アフリカ回帰への希望であり、信仰によって約束された天国への希望でもある。Paul Robesonの名唱でもそうであるが、豊かで厚みのあるGreen McLaurinの声はこの歌の 持つイメージを強く喚起させる。

8. Were You There?
ヴォーカルのTina Balogunは、現在BobbyがMusical DirecterをつとめるBeth Eden Baptist Church of Chicagoのクワイア、The Wooten Choral Ensembleのベテランシンガーの一人。The Wooten Choral Ensembleは、Bobbyの父であるDr. Robert E. Wooten, Sr.が1949年に創設したクワイアで後のシカゴのゴスペル界に多大な影響を与えた。マヘリア・ジャクソンのバージョンで知っている人も多いのでは。胸に突き刺さるような悲しいSpiritualのひとつ。

9. Oh! What a Beautiful City
ソプラノのFelicia ColemanとBobbyのピアノとのデュオでTraditionalなアレンジ。ピアノとソプラノの組み合わせでSpiritualを歌うという形は、Jessye NormanやKathleen Battle、Barbara Hendricksといった現代を代表する黒人オペラシンガー達のアルバムでも聴くことができる。

10. Ev'ry Time I Feel the Spirit
これもBobbyとMilas ArmourのデュオでTraditionalな演奏。Spiritualは深い悲しみの歌が多いが、この曲は神を信じる力と喜びに満ちあふれているSpiritual。奴隷という状況下で、神を信じ祈り解放を求めて歌ってきた黒人達そのものを表現しているSpiritual。

11. This Little Light of Mine
「これは最初歌う予定じゃなかった…アレンジを考えてる時に自分で歌ってたら、Bobbyがいい感じだからデュオで歌えよというので、Kevin Porterと歌うことに。歌録ったのは真夜中3時ぐらいだったんじゃないかなあ。他の曲のリズム録りが押しちゃって。自分の番が来るたびに一人ずつマイクの前に出て歌った。原始的(笑)。」by 塩谷。
Ev'ry Time I Feel the Spiritのように力と喜びに満ちたポジティブなSpiritual。

12. Steal Away
Bobbyの繊細なオーケストレーションとkevinのソフトな声が冴える。「私の魂は密やかにイエスさまにしのびこむ」というこのSpiritualは、奴隷主達に隠れて黒人奴隷達が集会を持つ時の秘密の合図として歌われた。集まった奴隷達はそこで明け方まで祈り歌い、身も心も自由になることを願ったという。彼らの自由への希求の結晶であるSpiritualsを集めたこのアルバムの最後を飾るにふさわしい曲。



smallhouse


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今、日本でもいろんなところでゴスペルという言葉が聞かれます。
クワイアなどに参加して実際にゴスペルの持つ解放感を実感している人もいることでしょう。

こうなってくると、ゴスペルって一体何だろう、ゴスペルのことをもっと知りたいと思っている人も増えてくると思います。
そこで、ゴスペルのルーツとなったSPIRITUALS(黒人霊歌)を通して、ゴスペルってどんなことを歌ってて、どこで、誰が、どうやって歌い続けて、ここまできたのかってことまで知ることができたらゴスペルを聴くのが、また、歌うのがもっともっと楽しくなるし、豊かになると思うんです。

SPIRITUALS(黒人霊歌)の歴史や意味について詳しくは北村崇郎先生 (日本におけるアメリカ黒人文学研究の第一人者。国内外の大学で黒人文学を教える。黒人文学が専門だが、スピリチュアル(黒人霊歌)の研究でも知られ、昨年冬に出版された「ニグロ・スピリチュアル-黒人音楽のみなもと(みすず書房)」は国内で読み得る最上のスピリチュアル研究書であろう。)によるライナーノーツを読んで頂きたいのですが、僕はSPIRITUALを歌う度に、本当にシンプルで強く、いつまでも歌い継がれていくべき本物の唄だなあと思います。
まさしくハードコア・ソウルというか。

僕が初めて歌ったSPIRITUALは"Nobody knows The Trouble I've Seen"という唄です。
この唄を通して初めてゴスペルのメッセージに触れ、それ以来何度も繰り返し歌ってきました。このアルバムにも収録されているのですが、今回歌ったのでもう何回目でしょうか。

何度歌っても、<どんなときでも神さまだけは自分のことをわかっていてくれる>というこの唄の歌詞にSPIRITUALの神髄を感じます。
まるで何百年も波に洗われてキラキラと光っている石のような、そんな唄の数々が、どうか聴いてくれるみなさんのココロに届きますように。そこに秘められた裸の"GOOD NEWS"が伝わりますように。

では、ごゆっくりお楽しみください。

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