★018:Andrae Crouch
/The Gift Of Christmas(1999)



Released by: Qwest Records/WARNER BROTHERS
018jacket

Song List:

01. Oh Come, All Ye Faithful
02. Christmas Medley
Have Yourself A Merry Little Christmas
The Christmas Song
Jingle Bells

03. It Came Upon A Midnight Clear
04. Mary's Boy Child
05. Chant Interlude
06. Take Me To Jesus
07. Silent Night
08. This Christmas(I'll Be Thinking Of You)
09. Angels Medley
Hark! The Herald Angels Sing
Angels We Have Heard On High
The First Noel

10. Bethlehem(The World Is Gonna Hear About You)
11. More Chant Interlude
12. Away In A Manger


◆前回に続いてクリスマスアルバムを。

豪華です。良くできてます。なめらかです。変化に富んでます。洗練されてます。つまり盛り沢山です。このアルバムは。一言で言えば。

参加メンバーだけでも、歌手にYolanda Adams(01)、Patti Austin(02)、Chaka Khan(08)、bandもGreg PhillinganesNathan EastPaul Jackson Jr.に加え、ホーン隊、オーケストラも全開です。

ぼくは基本的にはシンプルで素材(歌や曲)の良さを生かした音楽が(料理も)一番好きなんだけど、ここまで見事に豪華にまとめられてアレンジされると圧巻です。いい気分になります。いやー確かにうまかったねーフルコース、金払っただけのことはあるねー、てな感じで。最初は01のOh Come, All Ye Faithfulが、おーこんなアレンジになっちゃってるよーとドキドキしましたが、どんどん引き込まれていきました。

Andrae Crouchといえば015で紹介したThe Brooklyn Tabernacle Choirが取り上げたSoon And Very Soonの作者でありまして、アメリカブラックゴスペル界の重鎮であられます。それだけにこんなに豪華なプロデュースが可能だったわけですね。かなりビッグなプロジェクトだったと思われますが、これは予算に見合った出来でしょう。セールスはわかりませんが。

このアルバムでぼくが注目したのは、オリジナルの良さ。こういうトラッドのアレンジものの場合(素晴らしい楽曲を好きなように料理するわけです)得てして数曲書き下ろされているオリジナルは数あわせに過ぎなかったりするのですが、Mr. Crouchはご自分が優秀なソングライターであられることをここではっきりと示しておられます。しかも幅がある。05のアフリカンチャント風のキャロルはめちゃかっこいいし、06、08、10とどれもPopできれいな曲ででしっかりツボををおさえています。ぼくは数々のクリスマスキャロル達よりもこのオリジナル曲の方にこのアルバムのクライマックスがあるとおもいます。

逆にSingerとしてのMr. Crouchには、(半分位リードボーカルとってるんだけど)賛否が分かれるとこでしょう。声がシンガーっぽい声じゃないんだよね。何というか。

しかし結果的にそんなことはほとんど気にならないほど良質なアルバムであることは保証します。アカペラものでも、クラシックでもないゴスペルのクリスマスアルバムとして洗練された一品です。

ちなみに中ジャケの写真の彼のおでこはちょっとこわいです。


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